歯がボロボロでも大丈夫!治療法と再生の可能性を徹底解説

「もう手遅れかもしれない…」

そう感じて、歯医者への足が遠のいてしまっている方は、決して少なくありません。虫歯を放置してしまった、歯周病が進んでしまった、気づいたら歯がボロボロになっていた…。そんな状況でも、諦める必要はまったくありません。

補綴歯科専門医として長年、さまざまな状態の患者さんと向き合ってきました。「こんな歯でも治りますか?」と不安そうに来院された方が、治療後に笑顔で帰っていく姿を何度も見てきています。

この記事では、歯がボロボロになってしまった方に向けて、現在選択できる治療法を丁寧に解説します。インプラント・ブリッジ・入れ歯の違いから、注目の再生医療まで、あなたに合った選択肢を一緒に考えていきましょう。

「歯がボロボロで恥ずかしい…」とお悩みの方へ

歯の状態や残っている歯の本数によって、適切な治療法は異なります。まずはお口の現状を確認することが、よりよいお口の健康への第一歩です。お気軽にご相談ください。

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歯がボロボロになる主な原因とは

まず、大切なことをお伝えします。

歯がボロボロになるまで放置してしまうのは、「怠慢」ではありません。歯医者への恐怖心、過去のつらい治療体験、忙しさ、経済的な不安…。さまざまな理由が重なって、今の状態になっているはずです。

主な原因としては、以下が挙げられます。

  • 虫歯の進行放置(神経まで達した深い虫歯)
  • 歯周病による歯を支える骨の溶解
  • 歯ぎしり・食いしばりによる歯の摩耗
  • 酸蝕症(酸性食品・胃酸による歯の溶解)
  • 外傷による歯の破折

原因が何であれ、今からでも適切な治療を始めることで、口腔機能を取り戻すことは十分に可能です。

歯がボロボロな方の治療法4選〜状態に合わせた選択肢

治療法の選択は、歯の状態によって大きく変わります。

歯がどの程度ボロボロか、残っている歯の本数や状態、顎の骨の状態、そして患者さんのご希望や生活スタイルによって、最適な治療法は異なります。一般的に選択肢となるのは、以下の4つです。

①被せ物(クラウン)〜歯の形を取り戻す

歯が大きく損傷しているものの、歯根がまだ残っている場合に適した治療法です。

「クラウン」とも呼ばれ、歯に王冠をかぶせるように人工の被せ物をします。素材には銀歯・レジン・セラミックなどがあります。セラミックは審美性と耐久性に優れていますが、自由診療となるため費用は高くなります。

②ブリッジ〜失った歯を橋で補う

歯を失った場合に、両隣の歯を土台として橋をかけるように人工歯を固定する方法です。

入れ歯のように着脱する必要がないため、使い勝手の良さから希望される方も多い治療法です。ただし、両隣の健康な歯を削る必要があります。また、歯が抜けた部分の骨は徐々に痩せていくため、長期的には歯並びへの影響も考慮が必要です。

③入れ歯(義歯)〜複数の歯を失った場合の選択肢

複数の歯、あるいはすべての歯を失った場合でも対応できる治療法です。

部分入れ歯と総入れ歯の2種類があり、保険適用と自由診療の選択肢があります。着脱が必要で、硬いものや粘りのある食べ物に苦労することがある点、異物感・違和感を感じやすい点が課題として挙げられます。

④インプラント〜最も自然に近い治療法

インプラントは、歯の抜けた場所に人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。

残っている歯を削ることなく、健康な歯に負担をかけずに治療できる点が最大のメリットです。自然な歯並びを取り戻し、食べ物をおいしく食べられるようになります。噛む機能が回復することで、全身の健康にもよい影響をもたらします。

インプラント治療の種類と特徴〜下北沢西口歯科クリニックの場合

インプラント治療と一口に言っても、その種類や術式はさまざまです。

下北沢西口歯科クリニックでは、ストローマン社インプラントを使用することが最近では多く、補綴歯科専門医インプラント認定医かみ合わせの専門医が患者さんの状態に合わせた治療を提供しています。さらに、米国ニューヨーク大学インプラント科での短期留学を修了したドクターが担当しますので、世界基準のインプラント治療をご提供できます。

それぞれの治療法を詳しく見ていきましょう。

ストローマン社インプラント〜信頼の世界基準

ストローマン社は、世界的に信頼されているインプラントメーカーで、自然な歯に近い治療が可能です。特に、治療から約2〜3ヶ月で噛めるようになるという短期治療が可能で、患者さんの負担を軽減します。

治療の流れは以下の3段階です。

  • カウンセリング・診療・診断: レントゲン撮影や歯形・噛み合わせの採得を行い、口腔内全体の治療計画を立てます。
  • インプラント植立手術: インプラントの歯根部分を顎の骨に埋め込みます。術後1週間程度で抜糸し、仮歯を装着します。
  • 装着歯の作製と装着: 最終的に装着歯を被せ、全体の噛み合わせを整えます。

骨の状態に応じた処置〜リッジプリザベーション(ソケットプリザベーション)

インプラント治療を行う際、抜歯後に骨が吸収してしまうのを防ぐために、**リッジプリザベーション(ソケットプリザベーション)**という処置を行うことがあります。これにより、歯を抜いた後の骨吸収を防ぎ、インプラント埋入がスムーズに行えるようになります。

また、骨が足りない場合には、骨増生という処置を行うことがあります。これは、インプラントを埋め込むための十分な骨量を確保するための手術です。

インプラントと入れ歯・ブリッジの比較〜どれが自分に合う?

どの治療法が自分に合っているか、迷う方は多いです。それぞれの治療法には、メリットとデメリットがあります。以下に主な比較ポイントをまとめました。

入れ歯のデメリットと注意点

  • 硬いものや粘りのある食べ物に苦労することがある
  • 異物感・違和感・痛みを感じやすい
  • 匂いや汚れがつきやすく、手入れが大変
  • 留め金などによって見た目が損なわれることがある

ブリッジのデメリットと注意点

  • 健康な隣の歯を削る必要がある
  • 支えている歯に余分な負担がかかる
  • 歯が抜けた部分の骨が徐々に痩せていく
  • 骨が痩せると歯並びが悪くなる可能性がある
  • 長期間使用するとブリッジが破折することがある

インプラントのメリット

  • 自然な歯並びとなり、口元が美しくなる
  • 食べ物をおいしく食べることができる
  • 噛む機能が回復し、全身の健康にもよい影響をもたらす
  • 健康な歯を削ることなく治療できる
  • 残っている歯に負担をかけずに治療できる
  • 治療から約2〜3ヶ月で噛めるようになる

「健康な歯を守りながら、できるだけ自然に近い状態で噛む機能を取り戻したい」という方には、インプラントが有力な選択肢となります。

「歯がボロボロで恥ずかしい…」とお悩みの方へ

歯の状態や残っている歯の本数によって、適切な治療法は異なります。まずはお口の現状を確認することが、よりよいお口の健康への第一歩です。お気軽にご相談ください。

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歯の再生医療〜将来の可能性

「いつか、本物の歯が生えてくる時代が来るかもしれない」

そんな夢のような話が、少しずつ現実に近づいています。近年、歯の再生医療の研究が大きく進展しています。

「歯生え薬」の研究開発状況

京都大学発のベンチャー企業「トレジェムバイオファーマ株式会社」が、歯をゼロから再生させる治療薬の開発を進めています。現在は、生まれつき永久歯が生えない「先天性無歯症」の方への適用を目指した臨床試験が進行中です。

順調に進めば、早ければ2030年頃に先天性無歯症などの特定患者向けに実用化、2032年以降には一般成人への適用拡大が見込まれています。

治療を始める前に知っておきたいこと

どんな状態でも、まず相談することが大切です。

「こんなにひどい状態で歯医者に行っていいのか」と思う必要はありません。歯科医師は、どんな状態の口腔内も診てきています。恥ずかしいことは何もありません。

治療計画の重要性

歯がボロボロの状態から治療を始める際には、口腔内全体を見据えた治療計画が不可欠です。噛み合わせの専門的な知識を持つ歯科医師に相談することをお勧めします。

まとめ〜歯がボロボロでも、必ず道はある

歯がボロボロになってしまっても、諦める必要はまったくありません。ストローマン社のインプラントを使った治療や、補綴歯科専門医による最適な治療を提供します。

さらに将来的には、歯の再生医療という新たな選択肢も加わる可能性があります。歯科医療は今、大きな転換期を迎えています。

大切なのは、まず一歩踏み出すことです。

下北沢西口歯科クリニックでは、O.A.M先進インプラント認定医をはじめ、各分野の専門医・認定医が在籍しています。まずはカウンセリングからでも構いません。あなたの口腔内の状態を丁寧に診察し、最適な治療計画をご提案します。

ぜひ一度、下北沢西口歯科クリニックにご相談ください。

下北沢西口歯科クリニック

東京都世田谷区代田|下北沢駅西口

診療時間
月・火・水・金  9:30〜13:00 / 14:30〜19:00
木・土            9:30〜13:00 / 14:00〜18:00
日曜定休

著者情報

下北沢西口歯科クリニック 院長 平澤 正洋

<経歴>
昭和大学歯学部卒業
東京医科歯科大学歯学部非常勤講師
米国、ニューヨーク大学大学院インプラント科 短期留学 修了

<資格・所属>

 

厚生労働省認定 臨床研修指導医
日本補綴歯科学会 専門医(被せ物、ブリッジ、義歯、インプラントなどを取  り扱う専  門医)
日本顎咬合学会 認定医(咬み合わせ認定医)
インビザライン 認定
ストローマンインプラント社認定
ノーベルバイオケアインプラント 認定
日本口腔インプラント学会
日本歯科先端技術研究所

日本臨床歯科学会 審美治療・ラミネートベニアコースインストラクター